巨人の泉口友汰内野手(27)が20日のヤクルト戦(東京ドーム)に「3番・遊撃」で先発出場。7回に逆転の2点適時二塁打を放ち、チームを勝利に導いた。阪神がナイターでDeNAと対戦するため、巨人は試合終了時点でセ・リーグの暫定首位に浮上した。

 1―2の7回。巨人打線はヤクルト4番手・阪口から3者連続で四球を選ぶなど二死満塁の好機をつくった。打席に立った泉口は、フルカウントから8球目、外角直球を捉えた。打球は左中間を深々と破り、2人の走者が生還。殊勲の決勝打となった。

 塁上で「うれしくて自然と出ました」とガッツポーズを見せた泉口。打席では表情を変えず役割を果たす〝仕事人〟で、「それ(緊張)を出さないのがプロなんで。冷静に、対ピッチャーと対戦することですね」と流儀は揺るがない。だが、ベンチに戻ると胸に手を置き、「ふうっ」と息を吐いた。「チャンスだったので良かったなと、ホッとした気持ちが出たんだと思います」と振り返った。

 この東京ドームでの3連戦では、2度の決勝打を放つなど7打点と大暴れ。連日にわたってG党からの大歓声を浴びた。泉口は「ファンの方々もすごい熱量で応援してくださってますし、そのパワーをしっかり広島で力に変えてやっていきたいなと思います」と広島との4連戦(22日~25日、マツダ)へ活躍を誓った。