ソフトバンクは17日のオリックス戦(京セラ)に7―1で逆転勝ちを収め、3年連続22度目となるパ・リーグ制覇を果たした。8日の日本ハム戦から驚異の9連勝で、一気に栄冠をつかみ取った。
集中打が勝利を呼び込んだ。1点ビハインドの6回、安打と死球で無死一、二塁。ここまで抑え込まれていた曽谷から好機をつくった。打席に立った柳町のカウントは3―0。選球眼が持ち味とあり、慎重にボールを見ていくことも考えられた。だが、背番号32は「思い切って仕掛けにいこうと思った」と果敢にスイング。高々と上がった打球はフェンスに直撃する同点打となった。ここぞで見せた積極性がチームに追い風をもたらした。
なおも一死二、三塁で打席には牧原大。「絶対にチャンスを生かすという気持ちだった」と思い切りバットを振りぬくと、打球は右中間へ。背番号8の執念が乗り移ったか、右翼手のグラブの先をすり抜けていった。勝ち越しの2点適時三塁打。三塁にスライディングした牧原大は、ベンチへ力強いガッツポーズ。この回、一挙4得点で試合の流れを決めた。
試合前時点でのチーム打率2割6分、640得点はリーグダントツ。1番・正木をはじめとしたどっしりと固まった上位打線に加えて、この日のように躍動する下位打線も、破壊力ある攻撃陣をつくり出した。「今年は最初失点で抑えていれば、なんとか取り返してくれる」。投手陣から出た言葉が、チームの相乗効果を現していた。
先発の松本晴は「しっかりと自分の課題と向きあい、今日のマウンドに上がった」と、粘りの投球を披露。2回に紅林に一発を浴びたものの、走者を出しながら最少失点でしのいだ。5回6安打1失点で今季11勝目。優勝がかかった試合で役割を果たした。
9回は守護神・杉山がマウンドへ。二死を奪うと、最後は内藤を三直に打ち取りゲームセット。シーズン132試合目で歓喜の瞬間を迎えた。












