ドジャースが最強左腕の呼び声が高いタリク・スクバル投手(29=タイガース)をトレードで電撃獲得したと1日(日本時間2日)に米メディアで一斉に報じられ、大きな波紋が広がっている。
すでにワールドシリーズを2連覇し、ナ・リーグ西地区では首位を独走。この日まで2連敗を喫したものの、2位のダイヤモンドバックスと10ゲーム差で、今季69勝はMLB最多タイだ。ただでさえ強いドジャースに2年連続のサイ・ヤング賞左腕が加わることになり、引き換えとしてタイガース側には有望株のザイア・ホープ外野手(21)、リバー・ライアン投手(27)、ブレイディ・スミス投手(21)の3選手を送り出すという。
スクバルは今季終了後にFAとなり、長期&超高額の争奪戦が必至とみられていた。そうした中、FAとなった場合にスクバルの「第1希望」が「ドジャース」だと伝えていた米全国紙「USA TODAY」の敏腕記者、ボブ・ナイチンゲール氏は「こうなることは分かっていたはずだ」と断じ「彼らはスクバルと対戦することなど一切望んでいなかった。それを避ける最善の方法は何か? 自分たちで彼を獲得することだ」と報じた。
スクバル自身がドジャース入りを望んでいたのであれば、遅かれ早かれ結末は同じ――。同氏は「タイガースに決断を先延ばしにする必要はないと納得させた」とし「ドジャースは単に若手有望株を差し出すだけで狙っていた選手を獲得した。これは金銭と無関係で、球団が抱える人材の豊富さによるものだった」と球団側の〝大勝利〟と位置づけている。
もちろん、スクバルを戦力に加えることでドジャースの無敵化がますます加速することになる。同氏も「さあ、パレードのルートの準備をしよう。ドジャースは3連覇を果たすだろう。あなたもライバルたちも知っている。そして、サラリーキャップの導入を求める人たちも知っている」「まだ8月1日だが、11月1日のようだ」と事実上の〝今季終了〟まで告げた。
同時に「ワールドシリーズのトロフィーはドジャースのものになる。彼らは最も豊富な資金、最も多くの有望株、最も優れた才能、最も賢明なフロント陣を擁しているからだ」と組織力の違いを強調し「ドジャースは欲しがる選手は誰であれ手に入れる」「サラリーキャップの導入を叫んでも構わない。ドジャースは気にしない」「パレードで会いましょう」と〝アンチ〟の神経を逆なでするように締めた。












