開幕から先発ローテーションを守り続けるルーキー左腕・巨人の竹丸和幸投手(24)に試練の夏が訪れている。

 1日のDeNA戦(東京ドーム)に先発した竹丸は序盤から自身の投球に首をかしげた。2回にエンカーナシオン、度会に安打を浴びると、松尾に四球を与えて一死満塁。続くDeNAドラフト3位ルーキー・宮下には直球を左翼席最上段へ運ばれ、プロ初となる満塁本塁打を浴びた。

 3回も流れを止められず、先頭・牧にシンカーを左翼席へ運ばれソロ本塁打を被弾。さらに一死二、三塁では度会に適時打を浴び、味方の失策も絡んで2失点。二死二塁から宮下の内野安打に再び失策が重なり、この回限りで降板。今季ワーストとなる3回8失点(自責7)でKO。チームは7―8で敗れ8敗目を喫した。

 橋上監督代行は、竹丸の乱調の要因について相手球団の竹丸対策と本人の疲れが「両方あると思います」と分析し、「1年目のピッチャーでもありますんでね。本来は先発(ローテ)回ってる以上、責任はあるんでしょうけどもね。人間ですからね。ここまで先発の役目をしっかり果たしてくれてるピッチャーですから。そういう日もあるのかなというふうに思います」と配慮。「今日の反省を踏まえて、本来のピッチングをしてもらえばいいかなと思います」と次回登板への期待を寄せた。

 開幕投手を務めた竹丸は、5月と6月にリフレッシュ抹消、7月にオールスターブレークを挟みながら、基本中6日でフル回転の前半戦を過ごした。「入る前に思ってたよりは中6日は結構早くやってくるなと。こうやって毎週毎週ずっと投げるとかもなかったんで、難しさはあります」と話す一方、スタミナ切れの不安は口にしない。厳しい暑さには「基本屋内、ドームなので、ドームでやるときはそんなに感じないですけど、先週の甲子園とか、(ジャイアンツ球場で)残留練習の時の暑さだったりとか、そういうのはここ最近はすごい感じる」としつつ、蓄積した疲労については「なくはないですけど、自分としてはそんなに感じてないかな。ゼロじゃないですけど、動けないとかそういう感じではないので」と不安は感じさせなかった。

 試練を糧に、最後まで先発ローテーションを守り抜けるか。ルーキーの真価が問われる夏となる。