ドジャースは30日(日本時間31日)の本拠地マリナーズ戦を6―2で快勝。先発の佐々木朗希投手(24)が6回途中を5安打、2失点、3四球、7奪三振に抑えて5勝目をマークした。ラッシングの12号3ランなどで援護点をもらい、5回まで無失点。6回に1点を返されて一死満塁とピンチを招いたところで交代を告げられた。

 それでも3試合続けて試合を作り、これまでになかった安定感を見せてきた。女房役のラッシングは「初球にストライクがとれれば優れたスプリットが生きてくる。ゾーンの周辺に投げるだけで空振りをたくさん奪える。今後もその感覚を維持できれば長いイニングを投げられるはずです。彼へのアドバイスは初球ストライクを取り続け、あとは勝手に打ち取られるのを待てばいい、ということです」と制球力の上達が安定感に繋がっていると地元メディア「スポーツネットLA」などに話した。

 精神的な浮き沈みも指摘されてきたが「ここは厳しいリーグなので自信がなければ成功するのは難しい。最初は自信が足りていなかったが、自分らしくいられる環境が整うと彼本来の最高の姿が見られるようになった」と成長を見て取っている。

 自らも4回、一死一、二塁とウーを追い込み、低めのスライダーを右翼席に叩き込んだ。「最初の打席で三振したのと同じボールで、あの球を待っていた。ホームランはどんな時でも気分がいい。流れを変える一発だったのでとてもうれしい。ロウキが一息ついて落ち着き、自分らしい投球ができる助けになったと思います」と攻守に存在感を示し、満足そうな表情を浮かべていた。