ヤンキースが2試合連続のサヨナラ負けの屈辱だ。30日(日本時間31日)の敵地ホワイトソックス戦はスコアレスで延長戦に突入。ともに1点を奪って迎えた11回、二死満塁のピンチを招くと4番手のクルーズがピータースに押し出し四球を与えて非情な幕切れとなった。クルーズは歓喜のWソックスの選手を横目に肩を落とし、ベンチにゆっくりと引き揚げた。

 レートフィールドには花火が上がり、選手がベンチから飛び出して大騒ぎ。2試合連続の劇的サヨナラ勝利にスタンドが揺れた。前夜は延長11回に捕手・サンチェスの三塁への悪送球で同点に追いつかれ、12回にヤーブローがケーロにサヨナラ打を許している。

 ブーン監督は「とにかく1点取らなきゃいけないんだ。もう毎日憶測ばかりのゲームはしたくない。とにかくもっと得点を上げなきゃいけない。それだけだ」と米メディア「ヤンクス・ゴー・ヤード」などに貧打を嘆いた。9回にはチザムが足のけいれんを訴え、11回から欠場している。

 少年の涙にも報いることができなかった。前日の敗戦の際、ふがいないヤンキースの戦いに泣いている少年ファンの表情がWソックスの中継カメラに映し出され、大きな反響を呼んだが、同メディアは「泣いているヤンキースファンの少年を嘲笑ったWソックスの放送に雪辱することができなかった。1点を取ることができなかった。シーズンとしてのネタになってしまった」と伝えている。