巨人が26日の阪神戦(甲子園)に0―1で敗れて連勝は「2」でストップした。前半戦最後の首位攻防戦を2勝1敗と勝ち越し、阪神と同率首位で終えた。
2連勝で臨んだこの日は相手先発・村上の前になかなか快音が響かず、9回に無死一、二塁のチャンスをつくったものの〝虎キラー〟ダルベックが二ゴロ併殺に倒れ、前夜のヒーロー・佐々木も空振り三振に倒れた。
橋上秀樹監督代行(60)は「こちらのベンチワークを含めて、ちょっと決断が鈍ったところがいくつかあった。非常に大きな反省として今日は残りました」と自らの責任を強調した。
前半戦を終えて阪神戦を7勝10敗と勝率5割までもう一歩。昨季は8勝17敗と大きく負け越した難敵に意地の巻き返しを見せている。その要因について、チーム関係者は「橋上さんは〝選手ファースト〟の方針で、選手たちに適度に休養を与えながら起用してきた。打線の唯一の軸である4番・ダルベックすら時には先発から外すなど、蓄積疲労を最小限に抑えてきた」と分析した。
リーグ3位に終わった昨季は、真夏の激闘で甲子園では試合中に足をつる選手が続出。今回は初戦の練習時こそ「死にそう…」「あちゅいわ…」と悲鳴を上げていたが、大きなアクシデントに見舞われることなく乗り切った。
さらに、前出関係者は「阪神は球界屈指の強力な主軸を固定できているけど、固定しているからこそ、いったん調子を落とし始めると一気にブレーキがかかる。ウチは阪神のようなスター選手ぞろいではないかもしれないけど、選手の能力とコンディションを的確に判断し、流動的に起用してきたからこそ、今いるメンバーで戦ってこられたのではないか」とも語った。
セの打撃部門では打率、本塁打、打点で阪神の佐藤と森下が1位と2位を占めるなど、上位には猛虎勢の名前が並ぶ。現在の巨人には阪神ほどの派手さこそないものの、互角に渡り合えている背景には〝雑草軍団〟なりの運用法があるようだ。












