巨人のボビー・ダルベック内野手(31)が25日の阪神戦(甲子園)で2試合連発となる先制の17号ソロを放った。
〝虎キラー〟がこの日も快音を響かせた。前日の試合で一時逆転となる劇的な2ランを放ったばかりのダルベックは、1点ビハインドで迎えた4回の先頭で2打席目を迎えると、相手先発・伊原の投じた3球目、125キロの直球をフルスイング。鋭い打球は力強く伸びていくと、バックスクリーンへと飛び込んだ。
「打ったのはツーシーム。同点にできてよかったよ。次も打てるように頑張るよ」と手応えを明かした助っ人大砲は、これで今季の阪神戦7本塁打と好相性を披露。対阪神の打率も3割4分6厘(試合前時点)と、宿敵相手に圧倒的な成績を残している。
主砲の一発で勢いづいた打線は、その後も佐々木、石塚と連続で適時打が飛び出し、この回一挙4得点。投手陣も最後までリードを守り切り、勝利を決めた。
これでチームは残り1試合を残し、前半戦の首位ターンが確定。球宴休みを挟んで勝負の後半戦を迎えることになるが、前半戦最後の首位対決でダルベックが残した爪痕は想像以上に大きそうだ。
前日24日には、最終盤に〝巨人キラー〟の才木を再起不能にする特大弾を放ち、相手左腕をマウンド上に崩れさせた。その後の劇的勝利を演出する貴重な一発となったが、チーム関係者はこの勝利を「こんな勝ち方は1年に1回あるかないか、それくらいのドラマがあった」と評し「劇的勝利で自分たちに勢いがついたのはもちろんあるけど、試合内容からすれば、それ以上に、阪神サイドは大きなショックを受けたはず。1試合だけで2度負けたようなものだし、かなりトラウマになったんじゃないかな」とライバルチームの心境を推測した。
この日の試合でも相当な警戒をもってダルベックとの対戦に臨んだはずだが、またしても〝してやられた〟格好となった阪神。後半戦も直接対決が3カード残されている中で、ダルベックが宿敵に植え付けた恐怖心は大きく作用していくかもしれない。












