阪神は巨人との首位攻防戦(25日、甲子園)に1―5で敗れ、2連敗。宿敵相手に首位の座を明け渡した。

 先発・伊原はG打線の勢いを止めることができなかった。1点を先制した直後の4回、先頭のダルベックに135キロの直球をコンタクトされた。打った瞬間の打球はバックスクリーン右に飛び込む17号ソロ。マウンド上の左腕はガックリと肩を落とした。

 さらに続く大城に死球を与えると、小浜の内野ゴロを遊撃・元山がファンブル。無死一、二塁のピンチを背負うと、佐々木、石塚の連続適時二塁打で3点を追加された。

 伊原はこの回までで降板。流れを変えたいところだったが、打線はG先発・竹丸の前に4~6回まで無安打に封じ込まれ反撃の糸口をつかめなかった。

 3点を追う6回には3番手・及川が佐々木のバックスクリーン左に突き刺さる7号ソロを被弾。スタンドを埋め尽くした虎党からは大きなため息が漏れた。

 藤川球児監督(46)は「立ち上がりからベースを埋めていくというところまではいっているんですが、打線の流れやつながりですね。我慢が必要だと思いますね」と8残塁の打線にチクリ。最後は「とにかく明日の1試合、いい状態にして臨んでいきたいですね」と必死に前を向いた。

 打線は序盤に先制点を奪ったものの、その後はG投手陣を攻略できず。前夜に続いて一発から流れを失い、首位攻防戦で痛い連敗を喫した。