巨人のフォレスト・ウィットリー投手(28)が3日の中日戦(バンテリン)に先発し、6回3安打1失点、9奪三振と粘投。しかし打線の援護に恵まれず、今季4敗目を喫した。

 10度目の先発登板で4勝目を狙ったウィットリーは、2回二死走者なしで迎えた石川昂への2球目に、この日最速となる158キロを計測。今季自己最速も更新した。しかしこの球で右翼線二塁打を浴びると、続く鵜飼に四球を与えて二死一、二塁のピンチに。続く大野は遊撃・泉口の好捕もあり遊飛に打ち取って得点は許さなかった。ウィットリーは、6月6日のロッテ戦(東京ドーム)では157キロを計測。米国時代には自己最速の163キロを計測している。

 5回まで2安打無失点と安定した投球を続けたが6回につかまった。一死から村松に死球を与え、二盗を許すと、二死後にサノーに甘く入った直球を左中間に運ばれ、先制タイムリーを浴びた。続く石伊は変化球で空振り三振に仕留め、この回を最少失点で終えたものの、打線は相手先発の大野を前に6回までわずか2安打と沈黙。1点が重くのしかかる展開となり、チームはそのまま完封負けとなった。

 登板後にウィットリーは「序盤はコントロールがばらつきフラストレーションが溜まったけれど、回を追うごとに修正でき、試合を作れたことは良かった」とこの日の手応えを口にした。3月の初登板から投球内容を向上させ続けている右腕。次回登板で白星をつかみたい。