赤ヘル打線が長く苦しめられてきた虎左腕・大竹耕太郎投手(31)を、ついに真正面から打ち崩した。広島は3日の阪神戦(甲子園)で、対大竹は3勝16敗とカモにされてきた天敵を3回6安打5得点でKO。数字だけでなく内容でも圧倒し、本当の意味で攻略した。
ビッグイニングは3回だった。先頭・森が今季初安打となる左前打で出塁すると、名原が左翼線二塁打で無死二、三塁。大盛が中前へ先制適時打を放ち、菊池も右前適時打で続いた。さらに一死一、三塁から小園が右前適時打。最後はモンテロが左翼フェンス直撃の2点適時二塁打を放ち、打者一巡、6安打を集中して一挙5得点を奪った。
大盛は「翔平をしっかりかえそうと思って打ちにいきました。先制点につながって良かったです」と先制打を振り返り、菊池も「良い流れで回してくれたので、良い形で後ろにつなぐことができてよかったです」とうなずいた。締めくくったモンテロも「みんながつないでつないでチャンスで回してくれたので、なんとかランナーをかえしたい気持ちでいきました」と打線のつながりを喜んだ。
5月15日の前回対戦(甲子園)では黒星こそ付けたものの、大竹に6回2失点(自責1)と試合をつくられた。広島は栗林の完封で競り勝っただけに、打線が攻略したとは言い難い内容だった。今回は3回でマウンドから引きずり下ろし、苦手左腕に対する長年の苦戦へ終止符を打つ一戦となった。













