広島・名原典彦外野手(26)が27日の阪神戦(マツダ)でプロ初の4安打をマークした。1点を追う3回には阪神先発・村上から同点の3号ソロを放ち、3―2の逆転勝利に貢献。チームは4月17日以来となる4位に浮上した。

「やっぱり名前負けは絶対してるんで、気持ちだけは負けないように。初球からどんどん気合と根性で行ってやろうと思いました」。相手はリーグを代表する右腕。それでも強い気持ちで打席に入った。初回に右前打を放つと、第2打席では村上のツーシームを左翼ポール際へ運ぶ同点弾。「切れるかなと思ったんですけど、審判が手を回してたんで『よっしゃー!』って思って、ベースを回りました」と振り返った。

 5回はエンドランに食らいついて右前打。「どうにかバットに当てて(一塁走者の)矢野さんを進めようと思ってた」。8回も先頭で右前打を放ち、この日4安打目で決勝点の起点となった。

 24日に26歳の誕生日を迎えたばかり。「26歳まで猛打賞を打ったことがなかったんで、打てて良かったです」。決勝のホームを踏んだ場面では「坂倉さんありがとうございます、と思いながらホームに帰りました」と感謝。お立ち台では「気合と根性で、明日も打ちます!」と力強く宣言した。