広島が27日の阪神戦(マツダ)に3―2で競り勝ち、4月17日以来となる4位に浮上した。首位・阪神との接戦を制し、6月の週末は7戦全勝。名原典彦外野手(26)がプロ初の4安打で打線をけん引し、一塁で出場した坂倉将吾捕手(28)が8回に決勝適時打を放った。

 先発・床田は2回、無死満塁から石原の悪送球で先制を許すと、4回には野選の間に勝ち越し点を献上。今季最短となる4回6安打2失点(自責1)で降板した。

 それでも打線が粘りを見せた。1点を追う3回、名原が村上のツーシームを左翼ポール際へ運ぶ同点3号ソロ。「気合と根性で必死に打ちにいった結果、ホームランになってくれました」と振り返った。5回も右前打で一死一、三塁の好機をつくり、菊池の中犠飛で再び試合を振り出しに戻した。

 2―2で迎えた8回は、先頭・名原がこの日4安打目となる右前打で出塁。菊池が犠打を決め、野間の左前打で一死一、三塁と好機を広げると、坂倉が村上の直球を右前へ運ぶ決勝適時打を放ち、勝ち越しに成功した。

 投手陣も踏ん張った。2番手・ターノックは来日初の救援登板で最速158キロを計測し、3者連続三振をマーク。遠藤、高、ハーン、森浦まで5投手が無失点でつなぎ、首位相手の接戦をものにした。