ヤンキースが獲得を目指している最強左腕を本塁打攻勢で攻略した。

 24日(日本時間25日)、ヤンキースは敵地タイガース戦で2年連続サイ・ヤング賞左腕タリク・スクバル投手(29)と対戦した。

 スクバルは左ヒジのクリーニング手術によるIL入りからこの日が復帰3戦目。初回、ヤンキースの38歳ベテラン、ポール・ゴールドシュミット内野手が13号先頭打者弾を放った。さらに3回にも2打席連発となる14号ソロで追撃した。6回にはドミンゲスが3号2ランでトドメを刺した。打線はスクバルに6回4安打と抑えられたが3本塁打の攻勢で4―2で勝利。一方、スクバルもマウンドで何回も股関節を気にするなど本調子ではない様子だった。

スコアボードを見つめるタリク・スクバル(ロイター)
スコアボードを見つめるタリク・スクバル(ロイター)

 地元「ニューヨークポスト」紙は「ヤンキース、タリク・スクバルから3本の特大ホームランを放ち、タイガースとのシリーズを制す」との記事を配信。「ヤンキースは2021年以来どのチームもスクバルに対して成し遂げられなかったことをやってのけた」と2021年9月30日以来となるスクバルからの1試合3本塁打をたたえた。

 試合後、アーロン・ブーン監督も「信じられないよ。キャリアも終盤に差し掛かっているのに、左投手に対して本当に強い。今夜のタリクも素晴らしかったと思うけど、彼に対しても好調を維持している」と2打席連発のベテラン右打者をたたえた。

 記事は「もしタリク・スクバルが今夏に実際にトレードされるとしたら、ヤンキースは筆頭に挙げられるだろう。しかし、もし他球団に移籍したとしても、ヤンキースは少なくとも彼に対する秘密兵器と、近年の成功実績を持っている」と結んだ。