ドジャースの大谷翔平投手(31)の人気に敵地が異例の対応だ。ツインズは24日(日本時間25日)の試合前、本拠地ターゲット・フィールドで行われるドジャース戦を通常より30分早め、午後5時に開場すると発表した。地元テレビ局「FOX9」は「大谷翔平がツインズ戦に先発 ターゲットフィールドが異例の早期開場」と速報。ツインズのオールスター右腕ジョー・ライアンと大谷による注目の投げ合いに加え、2年連続ワールドシリーズ王者ドジャースの来場も重なり、球団側が異例の対応を取ったと解説した。

 米老舗スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」の電子版「ON SI」は「大谷が出場する時(特に登板する時)は大勢の観客が集まる傾向にあり、ターゲット・フィールドで彼がマウンドに立つのは今シーズンおそらく今回が最初で最後だろう」と報じた。

 ターゲットフィールドは収容人数約3万8500人。ドジャースとの3連戦初戦には3万5244人、雨の影響で試合開始が約30分遅れた23日(同24日)の第2戦にも3万117人が来場した。通常の平均観客数約2万2000人前後を大きく上回っており、ドジャース戦への関心の高さを物語っている。特に大谷は別格で打席ごとに大歓声が送られ、22日の9回二死一塁で申告敬遠された際には大ブーイングだった。

 なお、大谷が同球場で先発するのはエンゼルス時代の2022年9月23日以来4年ぶり2度目。6回途中3安打2失点で14勝目を挙げている。当時の観客数は2万4896人だった。

 その後、23年に当時のプロスポーツ史上最高額の10年7億ドル(約1015億円)でドジャースと契約、24年には史上初の「50―50」達成。3年連続でMVPを受賞するなど、MLBのスーパースターの一人ではなく、唯一無二の存在になっている。ツインズが異例の決断をしたのも当然だ。