巨人の井上温大投手(24)が12日の阪神戦(東京ドーム)に先発も、5回8安打4失点で6敗目を喫した。
前回登板でチームトップの10勝目を挙げた勝ち頭の井上だったが、東京ドームを得意とする2人の大砲を止められなかった。初回一死一、二塁で4番・佐藤輝に左前適時打を浴びると、なおも一、三塁から大山に犠飛を許し、2点を先制された。
さらに、3回には森下、佐藤輝に2者連続ソロアーチを許した。一死走者なしから森下に3球目のカットボールをバックスクリーン直下へ運ばれ、続く佐藤輝にも初球のフォークボールを右翼スタンドへ叩き込まれた。今カードで2試合連続のアベック弾。またしても、狭いドーム球場を舞台に、阪神大砲の独壇場を許した。
5回一死一、二塁で熊谷を併殺打に仕留めると、この回限りで降板。阪神先発の高橋遥人に投げ勝つことはできず、〝左腕ハルト〟対決は「阪神の遥人」に軍配が上がった。
井上は「最低でも2、3点には抑えないといけない中で、早めに大量点を取られてしまって、そこが試合を決定づけさせてしまったなって思います」と投手戦に持ち込むことなく相手に主導権を明け渡した投球を猛省した。
4回の連続ソロ被弾の場面について、まず森下への投球を「いつもだったら簡単にカウントが取れてるコースであり、高さだったと思う。バッターが待っていたのかなって思います」と分析。佐藤輝については「初球を積極的に振ってくるバッターなので、フォークをボールゾーンで空振りを狙ったんですけど、自分のコントロールミスで少し高めに浮いてしまって、それを1球で仕留められてしまった形です」と振り返った。
今季は阪神戦に3戦3敗。「僕がチームの中でも(阪神に)結構打たれてしまっているんで、そこを改善しないと、今季以外もこれから対戦していくと思いますし。なんとか抑えれるように考えてやっていきたいなと思います」。2桁勝利の壁を破った左腕に新たな課題が突きつけられた。












