巨人のボビー・ダルベック内野手(31)が12日の阪神戦(東京ドーム)で20号ソロを放った。

 4点ビハインドの6回二死走者なしで相手先発・高橋の直球を捉え、バックスクリーン左へ打球を運んだ。背番号29はいつものように表情を変えずダイヤモンドを一周。沈黙していた打線に風穴を開ける一発だった。

「なんとか1点でも返して流れを変えられればという気持ちだった」。好投を続けていた高橋から貴重な1点を奪った。続く石塚も初球を積極的に振って右前打で続いたものの、最後は笹原が遊ゴロに倒れ、反撃はここまでだった。

 前日の同戦でも、2点を追う4回一死走者なしの場面で、村上の直球を捉えて左中間スタンドへ19号。連日、阪神投手に打線が苦しむ中で、気を吐いた。今季20本塁打のうち9本を阪神戦で放ち、虎相手に抜群の勝負強さを見せている。

 ダルベックは「スイングの軌道がしっくり来ている」と好調を実感。一方で、2試合連続で巨人側の得点は自身のソロによる1点のみだ。助っ人の一発頼みとなっている現状も否めない。それでも、「やはり得点しないと勝てないとは思います。ただ、2連敗はしましたけど長いシーズンの一部だと感じています」と前を向いた。