巨人はヤクルトとの東北シリーズを1勝1敗で終え、2日の移動日を経て3日からは最下位に沈む中日と敵地・バンテリンドームでの3連戦に臨む。
阪神を加えた3球団でシ烈な上位争いを繰り広げる中、橋上秀樹監督代行(60)が率いるチームでは先々の戦いを見据えてある言葉が〝NGワード〟になっているという。それが絶対目標に掲げている「優勝」だ。
5月下旬までリーグ3位が定位置となっていたが、交流戦で10勝6敗2分けと大きく勝ち越しに成功。期間中の6月10日には今季初めて単独首位に浮上した。それまで「阪神はやっぱり強いなあ」「ヤクルトは今年は違うね」と漏らしていた選手やスタッフたちも、交流戦を経て「これはあるんじゃないか」「このままいけばもしかすると…」と口にする言葉にも変化が現れ始めた。
一方で、チーム一丸で向かうゴールを軽々しく口にできない雰囲気もあるようだ。チームスタッフの一人は冗談交じりにこう明かした。
「『優勝できるかも』と声に出すのはまだ早い。結果が出てきたことで自分たちも意識し始めたのは確かだけど、交流戦で(2引き分けを挟んで)6連勝した時も『優勝できるかも…』と、あるスタッフが口にしてから最後に足踏みしてしまった(笑い)。それからみんなあんまり言わないようにしている」
2023年には阪神を18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一に導いた岡田監督(当時)が、あえて「優勝」の2文字を避け「アレ」と言い換えたことで大きな話題を呼んだ。橋上巨人では歓喜の瞬間を迎えるまでタブーとなっていくのか。もしかすると、新たな隠語も生まれるかもしれない。












