DeNAは6月を4勝15敗と大きく負け越してしまったことが響き、借金はついに今季ワーストタイとなる15。最下位転落が現実味を帯びてきたチームは、悲願の優勝どころかAクラス浮上のきっかけすら掴めない厳しい戦いを余儀なくされている。

 覇気を欠いた後輩ナインたちの淡々とした姿に、同球団OBの高木豊氏も失望を隠せない。自身のYouTubeチャンネルで「選手のコメントが気になるわけよ。負け投手なのに『5回を投げて〇点に抑えられたから自分の仕事はできました』とかさ。お前負けてんじゃねえかと。そこが問題だと思ってるわけよ。数字で戦ってる。負けたら合格点もへったくれもないのにな」と語気を強める。

「輪になって戦えてない。選手たちに元気がない。ヤクルトに比べるとノイズも少ないだろ。OBとして見てて悲しいよ。チームを引っ張っていく牧もその雰囲気にのまれている。彼も気持ちがシラケてしまったらFAで出ていかれてしまう」と警鐘を鳴らした高木氏は「負け続けてデータがどうこうとか言っても滑稽だよ。名原(広島)とか見てみろよ。試合に出た瞬間からユニホームがドロドロだから。ああいう選手がチームを救っていくんだよ。ああいう選手がDeNAにいるかって言ったらいないでしょ」と続ける。

「『気合と根性』なんてたぶんDeNAが一番嫌いな言葉だろうな。(好きなのは)『数字と計算』だろ。学校かよ。公文かよ。机の上じゃ泣けないんだよ」と怒涛のパンチラインを連打した元クジラ戦士は「俺がGMやるよ。(オーナーの)南場さんが指名してくれたらやる!」とOBとしてひと肌脱ぐ覚悟まで表明した。