DeNAは6月に入り月間4勝13敗と大失速し、ついに5位転落。長引く投打の不調を解消できず最下位転落すら現実味を帯びてきた。

 チーム方針へのベイ党の不満がネット上で大炎上する中、同球団OBでもある高木豊氏は自身のYouTubeチャンネルで古巣への思いを語る。「ホームランも減り打線の強みもなくなった。走るわけでもないし」とオフェンス面の低調を指摘し「1回、解体だな」と打線の抜本的な組み直しの必要があると訴えた。

 主砲・牧は二塁を本職としているが慢性的なコンディション不安を抱えフル出場が難しい状況。高木氏は「牧もファーストの方が長生きできると思う。いずれ一塁に回すことになるなら早い方がいい。本当に強いベイスターズをつくりたいならベテランをベンチに置いて若手で戦った方がいい」と世代交代の必要性を訴える。

「ファーストは牧。セカンドは林。ショート宮下。サード小田。レフト度会。センター梶原。ライトに蝦名。勝又はラッキーボーイ的な存在かな。若手と若手を競争させる。中途半端にするよりはいい」

 フロント主導で行われる不透明な意思決定プロセスや、結果につながっていない「データ重視路線」に対するファンの不満の声も多い。

 高木氏は「AIとかいろいろ使いながらゲームに組み込もうとしているけど、でも戦っている姿とかそういうのは知的に見えてこないんだよ。データ野球とかアナリストとか知的に聞こえるんだけど。この違和感は何だろうと。『この瞬間にバットを短く持ったな』とか『右方向に全員が打ち出した』とかそういうのがない。全く感じないんだよ。行き当たりばったりの野球をやっているのかなって」とチーム方針と実際の野球の乖離にも首を傾げた。

「試合後のイベントに力を入れることは批判することではないと思う。でも、一番のファンサービスは勝つことなんだよ。強いベイスターズを見に来るためにお客さんが増える。そうであってほしい」。そう語った元クジラ戦士は「DeNAネタは再生数が伸びないんだよ(笑い)」と苦笑いを浮かべつつも古巣の復活を祈った。