ソフトバンクは15日の楽天戦(みずほペイペイ)に4―6で惜敗した。チームは約3か月ぶりの3連敗で、16カードぶりの負け越し。2位・西武が敗れたため、優勝へのマジックナンバーは「29」となった。
先発の上茶谷大河投手(29)が3本塁打を浴びるなど7回6失点。先発転向後は4試合で防御率1・73と好投を続けてきたが、この日は一発攻勢に屈した。来週は5試合開催という日程もあり、小久保監督は試合後に右腕の登録抹消を明言した。
そして、上茶谷とともに抹消を告げられたのがバッテリーを組んだ渡辺陸捕手(25)だ。直近は上茶谷の先発時にマスクを被り、巧みなリードでチームに貢献。「週1回」の出番でも首脳陣から評価を得ていた。この日は自身4年ぶりとなる一発も放ったが、チームを勝利に導けず。指揮官は「(今日で)抹消します。上茶谷と(セットと)いうところで。頑張っていたんですけどね」と説明した。
5月13日以来2度目となる登録抹消。だが、渡辺が「(首脳陣から)ポジティブな言葉をかけてもらった」と説明したように、前回とは「降格の意味合い」は変わっていた。細川バッテリーコーチは一軍での姿を「去年と比べて雲泥の差と言えるくらい成長している」と称賛。その上で「もっと上を目指すためにはどうすればいいか自分で考えてやってほしい」と言葉をかけたという。
外野起用がメインの谷川原を含めて、一軍の捕手は4人。編成を考えても上茶谷と〝セット〟での登録抹消はやむを得なかった。それでも渡辺のが存在感を示せたのは右腕の奮闘があってこそ。細川コーチは「チャンスをつかみ取ったのは(渡辺)本人だけど、ここまで上茶谷に成長させてもらった(側面も大きい)」と背番号64をたたえた。
「やるべきことはたくさんある。(二軍の捕手陣では)ずば抜けた姿を見せてほしい」と期待をかけた細川コーチ。背番号00の奮闘は続いていく。












