ソフトバンクは14日の楽天戦(みずほペイペイ)に2―5で敗れた。2位・西武が勝利したことで優勝へのマジックナンバーは「30」から変わらず。7月8日からの2連敗以来、約1か月ぶりとなる連敗を喫した。
この日は序盤から劣勢だった。先発・大津が初回にいきなりの4失点。追いかける展開の中で右腕は5回までに94球を投じていた。直近は5回での降板が続いていたが、この日のベンチは続投を選択。結果的に7回を112球でまとめてみせた。小久保監督はこの起用について「中継ぎを使いたくなかっただけ」と、整然とした口調で説明。そこには鷹にとって大事な〝負け方〟が表れていた。
2位とのゲーム差は「7・5」。首位を快走するホークスにとって大事なのが「長丁場のシーズンをいかに最後まで走り抜けるか」だ。そこで気にかけるのは「救援投手の登板過多」。特に勝ちパターンの投手が離脱となればチームへの影響はは大きいだけに「ダメージの少ない負け方」は、鷹にとってより大事な要素となる。
そのためには救援陣の負担分散は欠かせない。指揮官はこの日、敗戦投手になった大津について「1人投手を使わずに済んで(投手の)入れ替えもなしでいける。そこは(大津のチームへの)貢献。年間通しての野球ですから」と説明した。
先週の6連戦は4勝2敗。その2敗はいずれも勝ちパターンが打たれての逆転負けだった。登板管理が徹底されていても、夏場は疲労がたまる苦しい時期。それだけにこの6連戦で、いまだに勝ちパターンが登板せずに済んでいるのは大きい。
13日のロッテ戦(みずほペイペイ)でも先発のスチュワートが2回途中で降板しながら、新加入の小林のロングリリーフもあり、3投手で7回2/3イニングを投げ切った。チーム内からも「疲労の色が出やすい選手もいるだけに、この期間でリフレッシュできている」とポジティブな声が上がる。
シーズンは残り38試合。ダメージを最小限に抑えながら、Vロードを突き進めるか。













