ドジャース・大谷翔平投手(31)のオールスター戦先発登板をめぐり、米メディアでさまざまな意見が飛び交っている。14日(日本時間15日)にフィラデルフィアのシチズンズ・バンク・パークで開催されるオールスター戦の野手の先発メンバーはファン投票で決定されるが、ナ・リーグの先発投手はドジャースのデーブ・ロバーツ監督が最終決定を下す。

 大谷はここまで8勝2敗、防御率1・58をマーク。一方、有力候補として名前が挙がっているブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキーは146奪三振、防御率1・45は両リーグトップ。また地元開催となるフィリーズのクリストファー・サンチェスも両リーグ2位の133奪三振、同3位の防御率2・07とそれぞれ圧巻の成績を残している。大谷は規定投球回に届いておらず「大谷の先発登板はおかしい」という声も多い。

 そんな中、米メディア「ファンサイテッド」が30日(日本時間7月1日)、この問題を取り上げ「先発にふさわしいのは大谷翔平よりもクリストファー・サンチェスだ。地元フィラデルフィアの投手がオールスター戦の先発マウンドに上がるべきだ」と報じた。

 同メディアは「大谷は世界最高の選手であり、オールスターの先発に選ばれるに十分値する人物だ」と前置きした上で「しかし、投手としての純粋な実力だけで評価するならば、今シーズンはサンチェスの方が大谷を上回っている。大谷には『イニングあたりの効率』という点での優位性があるが、彼の投球回数は79・0イニングにとどまっている。一方、サンチェスの投球回数は110・0イニングに達しており、これはナショナル・リーグにおいて、マーリンズのサンディ・アルカンタラに次ぐ多さだ」と指摘した。

 さらに「大谷があと2~30イニング、つまり4、5回の先発登板を重ねていれば、議論の余地はもっと大きくなっていただろう。サンチェスが先発すべきなのは、単に『地元出身の選手だから』という理由ではない。彼が先発にふさわしいのは、より優れた実績を残しているからだ」と力説した。