ドジャースの大谷翔平投手(31)が「オールスター戦で先発登板したらブーイングするべきだ」という過激意見が飛び出した。

 フィリーズの地元ラジオ番組「スポーツラジオ94WIP」の司会ジョー・ジリオ氏が30日(日本時間1日)に発言した。オールスター戦(14日=同15日)はフィリーズの本拠地シチズンズ・バンク・パークで行われるが、ドジャースのロバーツ監督が29日(同30日)の敵地アスレチックス戦の試合後、オールスター戦で大谷を先発させるかどうかについて「まだ決めていない」と語った。

 ジリオ氏は「彼は若い投手じゃないし、ケガから復帰して素晴らしいシーズンを送っている。でも、オールスター戦はフィラデルフィアで開催されるんだ。もしロバーツ監督が『先発はミジオロウスキーでもサンチェスでもウィーラーでもなく、大谷だ』と言うなら、そんなのは茶番だ」と猛反発するとこう語気を強めた。「本当に納得できない。むしろブーイングを浴びてほしいくらいだ。もし大谷が先発するなら、フィラデルフィアでマウンドに上がった瞬間にブーイングされることを願うよ。正直、この展開は全然好きじゃない」

 ミジオロウスキーはブルワーズのエースで146奪三振、防御率1・45は両リーグトップ。サンチェスは両リーグ2位の133奪三振、同3位の防御率2・07をマークしているフィリーズのエース左腕だ。

 一方、ジリオ氏の主張を笑いながら聞いていた元NFL選手で共演者のヒュー・ダグラス氏は「ブーイングされろだなんて面白いな。ただ、実際には大谷の投球を見たいファンも多いと思うよ」と異論を唱えた。

 これにジリオ氏が「その気持ちは分かる。でも、別に初めて見るわけじゃないだろ」と応じると、ダグラス氏も「それでも見られたらワクワクするし、先発候補に挙がっている投手たちも、そこまで気にしないと思う」と応戦。最後まで平行線をたどる中、ジリオ氏は「彼らは受け入れるだろう。でも俺は納得できない。ここにもショウヘイ派がいるな」と苦笑しながら、大谷先発への反対姿勢を最後まで崩さなかった。