夢のある支配下昇格となりそうだ。昨秋ドラフト会議で12球団最終指名を受けたソフトバンクの北斗投手(22)が支配下選手登録されることが6月30日、分かった。

 全体116番目で名前を呼ばれた育成8位右腕は、中央大準硬式野球部出身という異色の経歴を持つルーキー。最速152キロ、多彩な変化球を操る。二軍初登板は5月。救援スタートから先発ローテーションに食い込み、ここまで二軍戦7試合(先発6試合、39回1/3)に投げて防御率1・37。6月23日の巨人戦(タマスタ筑後)では9回1失点、完投勝利を挙げた。

 ソフトバンクの支配下昇格条件は「一軍戦力相当」。今季ホークスでは大竹、藤原、アルメンタに続く4人目の立身出世となる。ファームで確かな数字を残した上で、先発陣容がやや心もとないチームの台所事情もあって、白羽の矢が立った形だ。近日中に正式発表され、一軍に合流する見込みだ。

 北斗の昇格で、ソフトバンクの支配下選手は66人となる。NPBの育成から支配下への昇格期限は7月31日。育成選手たちのアピール期間が迫る中、大きな刺激とインパクトを与える人事となりそうだ。