活躍さえすればいいということか――。米メディア「クラッチポインツ」は23日(日本時間24日)、「ヤンキースのアーロン・ブーン監督がジャズ・チザムを称賛『ロリポップ・キッドがやってくれた』」との記事を配信した。

 ヤンキースの「悪童」ジャズ・チザム内野手(28)は前日の敵地タイガース戦で5回の二塁守備に棒付きキャンディー「ロリポップ」をくわえながら就いた。プレー中にガムをかむのは普通ながら、棒付きアメはプレーによっては口やノドのケガにつながる。野球をナメきった態度に米メディアから大バッシングを受け、この日の試合前にはアーロン・ブーン監督から説教された。

 タイガースファンからもヤジが飛んだが、チザムは6回に勝ち越しの12号2ランをマークし敵地ファンを黙らせた。さらにベンチに戻るとキャンディーの詰まった瓶を手にカメラにアピール。試合はチザムの活躍もあり4―3で勝利した。

 同記事は「ブーン監督は、デトロイトでの見事な活躍の後、シルバースラッガー賞受賞者を称賛するしかなかった」と記すと、指揮官の「今夜、『ロリポップ・キッド』が大活躍してくれた。彼は今、好きなだけロリポップをもらえるだろう。ネクストバッターズサークルの近くのファンが『バカ』だの『ロリポップ』だのと騒いでいたので、彼がホームランを打って大いに満足したのがわかる。彼がそれを二塁守備まで持っていかなければ、我々は大丈夫だ」とのコメントを伝えた。

 ヤンキースは24日(同25日)の同カードで2年連続サイ・ヤング賞左腕タリク・スクバルと対戦する。チザムが最強左腕もペロリとなめられるか注目だ。