5日開幕の第6回WBCを前に米メディア「ファンサイデッド」が4日、独自集計した全20チームのパワーランキングを発表した。前回王者の日本に対して同メディアは「3位」の評価を下し、事実上の〝格下げ〟として注目を集めている。
ランキングの頂点に立ったのは、開催国でもある米国だ。アーロン・ジャッジ外野手(33=ヤンキース)の〝WBCデビュー〟や、怪物右腕ポール・スキーンズ投手(23=パイレーツ)らの招集により「米国がこれまで送り出した中で断然最高のチームと言い切れる」と太鼓判。一部の負傷者による欠場はあるものの、史上空前の選手層を誇ると評している。
続く2位には、米国最大のライバルと目されるドミニカ共和国がランクイン。フアン・ソト外野手(27=メッツ)やウラジーミル・ゲレロ内野手(26=ブルージェイズ)ら、メジャーのスターが並ぶ「弱点のない超強力打線」を誇り、準決勝進出は確実と見られている。
一方で、物議を醸しそうなのが「3位」にとどまった日本の評価だ。記事では「米国は王者を倒さなければ、王者の座は奪えない」と侍ジャパンに敬意を払いつつも「日本はこの3年間で才能の面で少し後退している」と手厳しい指摘を掲載。大谷翔平(31=ドジャース)が投手として登板せずDHに専念する点や、先発ローテーション候補に組み込まれると見られていた佐々木朗希がロースター外であることを懸念材料に挙げて「投手陣が課題になる可能性がある」と分析している。村上宗隆内野手(26=ホワイトソックス)や岡本和真内野手(29=ブルージェイズ)といった強打者が健在で、昨季セ・リーグMVPの佐藤輝明内野手(26=阪神)も加わっているものの他国の爆発的な攻撃力と比べると「今年は日本の年ではない気がする」と評し、連覇に疑問符を投げかける形となった。
この他、4位にはロナルド・アクーニャ・ジュニア外野手(27=ブレーブス)を擁するベネズエラ、5位には前回日本を追い詰めたメキシコが順当にランクインした。米有力メディアによる「日本格下げ」の挑発的な評価を、井端監督率いる侍ジャパンがどうグラウンドで覆すのか。大会開幕に向け、早くも〝下馬評の場外戦〟においてボルテージが高まっている。












