阪神の新助っ人左腕イーストン・ルーカス投手(29=前ブルージェイズ)が19日、沖縄・宜野座キャンプで来日後2度目のライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板。打者12人に38球を投げ、安打性2本と安定した投球を披露した。

 初球で伏見を二ゴロに仕留めると、嶋村を捕ゴロ、梅野を144キロの直球で右飛とテンポよくアウトを重ねた。直球の走りとスイーパーの切れで打者のスイングを抑え込んだ。

 見どころは梅野のバットを内角スイーパーでへし折った場面。今後、相手打者のバットを折る場面が増えそうかと問われると「そうなればいいね」と笑顔を見せた。

 途中、イニングレスト(休憩)を挟み再登板すると先頭・前川に中前へ運ばれたが、その後は4人を封じた。締めは伏見に対しスイーパーを意識させて外角低めの直球で見逃し三振。「スイーパーを意識していると思ったので、直球で勝負したよ」とクレバーな一面も見せた。

 内角への制球も意識したが「味方が相手なので難しかったね」と本番モードではないこともアピール。フェイバリットピッチのスイーパーに関しては「打者の反応次第だが投げたい。日本の打者がどう反応するか分からないが、うまく投げたい」と意欲的だった。

「まずは故障なく過ごすこと。日本の練習はやることは多いが慣れてきたので、これからも練習を重ねる」。このまま結果を残せば、開幕ローテ入りへ視界が開ける。

 藤川監督は「段階を踏んでいくことが大事だと思っています。プラン通りですね」と助っ人左腕の順調な調整ぶりに目を細めていた。