全日本プロレスに新入団した小藤将太(24)が、入団の決め手となった故長尾一大心さん(享年21)への思いを明かした。
2日の後楽園ホール大会でOSWとのダブル所属で入団発表された小藤は、初戦で潮崎豪と激突。ドロップキックを連発して奮戦するも、豪腕ラリアートの前に敗れてしまった。「このタイミングで俺より後に来た豪と戦えたのは、かなり大きなことだと思ってます。去年からずっと負けっぱなしなんだよ。ゆっくり列に並ぶつもりはない。このままの勢いでゼンニチジュニアのトップまで駆け抜けてやる」と飛躍を誓った。
2024年12月にOSWからデビューした小藤は、25年5月の大田区大会で王道マットに初参戦。この時の対戦相手は、昨年9月に巡業バスとの接触事故で亡くなった長尾さんだった。取材に応じた小藤は、長尾さんの存在が今回の入団につながったと語る。
「彼が愛したこの団体を盛り上げたい気持ちは同じです。プロレスラーとしての長尾一大心がいた証しを残すためにも、僕はこのリングで戦い続けなくちゃいけないというふうに思っています」と〝ライバル〟としての覚悟を見せる。「彼の思いを背負ってリングに立っているうちに、全日本プロレスのお客さまも、僕を受け入れてくれるような声が聞こえていたので、そこは期待に応えたいと思っていた」と力を込めた。
今後の目標はもちろん世界ジュニアヘビー級、そして師匠・井上雅央も巻いたアジアタッグのベルトだ。期待の新星は、長尾さんへの思いを胸にどのような活躍を見せるのだろうか。













