米国・WWEの〝明日の女帝〟アスカと〝海賊王女〟カイリ・セインのカブキ・ウォリアーズが、WWE女子タッグ王座防衛へまたも卑劣な手段に出た。

 11月にシャーロット・フレアー&アレクサ・ブリスからベルトを奪取。アスカ&カイリでは3度目となる同王座獲得だったが、激しい抗争を続けるイヨ・スカイ&リア・リプリーからベルト奪取を宣言された。他にも4チームがタッグ王座を狙っており、〝四面楚歌〟の状況になっていた。

アスカ(左)はリア・リプリーにブルーミストを噴射(©AbemaTV,Inc.)
アスカ(左)はリア・リプリーにブルーミストを噴射(©AbemaTV,Inc.)

 15日(日本時間16日)のロウ(ペンシルベニア州ハーシー)では、来年1月5日のロウ(ニューヨーク市ブルックリン)で王者アスカ&カイリvsイヨ&リアの王座戦が決定。これに向けカブキ・ウォリアーズが動画でメッセージを送った。アスカは「オイ、コラ、イヨ! お前、わしを裏切ったなあ。自分のファミリー、家族を裏切ったんやぞ!」と、ユニット「ダメージCTRL」の仲間だったイヨを切り捨てた。カイリも「裏切り者!」と同調した上で、「お前はわしをコケにした、あのリア・リプリーを選びよったんや。お前ら2人、これから痛みだけを味わうことになってんぞ、コラ!」と口汚くののしる。その上で「やつらを終わらせたる」と新年早々の王座戦で防衛を宣言した。

 ただ、制御不能の女帝はこれだけでは終わらない。イヨとカイリがさっそうと花道を歩きリングに向かっているところで、観客席最前列に突如、アスカが出現。リアが振り向いた瞬間、毒霧を噴射した。顔面をブルーに染めたリアがもん絶すると、イヨがすぐに駆け寄った。ここで今度はカイリがインセインエルボーアタックで逸女を襲撃。アスカはバズソーキックを放って、カイリとともにイヨを鉄階段に叩きつけた。

 リアにもカイリがバックブローをぶち込み、アスカもスライディングキックで追撃。完全にKOされたリアはリングに上げられた。女帝がリアの両腕を引っ張り身動きを取れなくすると、カイリがコーナーに上がった。ここでイヨがリングに飛び込み、リアの上においかぶさり、盟友の〝盾〟となった。カイリは構わずインセインエルボーをぶち込み、イヨの腰に大ダメージを与えた。

 イヨとリアはスタッフに肩を借りてようやく立ち上がり、バックステージへ引き揚げた。悪質な先制攻撃を仕掛けたカブキ・ウォリアーズは、カイリが「バカ!」と怒鳴りつけて高笑い。10月のPLE「クラウン・ジュエル」と日本大会ではイヨ&リアに連敗しているだけに、王座防衛へ抜かりはない。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。