国内ツアー4週連続参戦をあえて選んだ意図とは――。女子ゴルフの渋野日向子(26=サントリー)は今週末、国内女子ゴルフツアー「樋口久子・三菱電機レディス」(31日開幕、埼玉・武蔵丘GC)に出場する。今大会が国内最終戦となる。

 米ツアーを主戦場とする渋野は不振が続き、ポイントランキング104位で開催中のアジアシリーズには出場できず。今後は「アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン」(11月13~16日、フロリダ州)が予定される中で、その前に国内ツアーへ4週連続で参戦することになったが、調整に専念して試合には出ない選択肢もあった。30日に取材に応じた渋野は、連戦を決断した理由について「休む選択肢もあった。でも、やっぱり試合でしかできないことも、思うことも思えないこともたくさんある。1か月練習に集中するか、4試合に出るか、天びんにかけた」と経緯を説明。最終的には「4試合出続けて、少しでも成功体験を今の自信の少ない自分に落とし込みたいと思った。1か月休んで練習することにメリットを感じなかった」と実戦の重要性を力説した。

 前週終了後は岡山県内の実家に帰省。「ワンコと走り回って、おばあちゃんにお尻をたたかれて『頑張れよ』とパワーをもらった」と激励も受けた。

 そして迎える今季の国内最終戦へ「この3試合で、なんだかんだ発見したものがある。それをこの3日間で出し切れるかの集大成になる。プレッシャーをかけすぎず、楽しんでやることを大事にやりたい」。2021年に優勝を飾った大会で連戦の成果を示せるか。