学生3大駅伝の開幕戦「第37回出雲全日本大学選抜駅伝」(13日、島根・出雲市)で、青山学院大が7年ぶり5度目の優勝を狙う。12日には有力チームの監督会見が行われ、原晋監督(58)は恒例の〝作戦シリーズ〟を発令。今大会のテーマを「ばけばけ大作戦」と名付け「黒田朝日を除く5人が初出走。どう化けるか分からない。未知への挑戦になる」と意気込みを語り「負けを恐れず、思い切って走ってほしい」と選手たちに呼びかけた。
青学大は、今年1月の箱根駅伝で2連覇を達成。今季は3大駅伝3冠を目標に掲げる。エントリーは1区・小河原陽琉(2年)、2区・宇田川瞬矢(4年)、3区・飯田翔大(2年)、4区・神邑亮佑(1年)、5区・塩出翔太(4年)、そしてアンカー6区(10・2キロ)にエース黒田(4年=玉野光南)を配置した。
黒田は2月の大阪マラソンで学生記録2時間6分5秒を樹立。原監督は「黒田の状態は非常に良い。今なら1万メートル27分30秒を切れるレベル」と評価し「タスキが20秒差以内で渡れば逆転できる」と勝負の目安を明かした。前半の5人を初出走組で固めた意図についても「黒田を最後に置くことで、他の選手がのびのびと走れる」と説明した。
「ばけばけ」は、島根県松江市を舞台にしたNHK連続テレビ小説のタイトルでもあり、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と妻セツの生涯を描いた物語として話題を集めている。原監督は「新しい青山学院の挑戦の場にしたい」と語り、未知の力を信じる姿勢を強調。「学生たちがどんな〝化け方〟をするか楽しみです」。3冠ロードの第一歩へ、青学大が再び頂点を狙う。










