先輩が注目したのは――。第107回全国高校野球選手権大会第10日(15日、甲子園)第2試合は西日本短大付(福岡)が聖隷クリストファー(静岡)に2―1で競り勝ち、3回戦進出を決めた。
西日本短大付OBとして知られる日本ハム・新庄剛志監督(53)も、当然のように熱視線を送っていた。試合は3回に内野ゴロの間に先制。終盤8回に同点に追いつかれるも、その直後に4番・佐藤の適時二塁打で勝ち越して逃げ切った。9日の1回戦は弘前学院聖愛(青森)を延長10回タイブレークの末に破って初戦突破。2試合連続で勝負強さを発揮した。
しぶとい戦いぶりもさることながら、先輩をうならせたのは試合後の振る舞いだった。新庄監督は試合終了直後に自身のインスタグラムのストーリーズを更新。校歌斉唱後に一塁側アルプス席に向かって駆け出す母校ナインの動画をアップし、志の高さと相手を敬う姿勢をたたえた。「勝っても当たり前みたいな顔して応援してくれたアルプススタンドに走って行く選手達の姿かっけ~な」と投稿。はしゃがず、騒がず、聡明な姿にOBとして胸を張った。
西日本短大付は17日の3回戦で東洋大姫路(兵庫)と準々決勝進出をかけて対戦する。地力ある戦いぶりで連勝し、地に足をつけて優勝候補との一戦に臨む。












