第107回全国高校野球選手権大会の第4日第4試合(8日、甲子園)は、春夏通じて初出場の綾羽(滋賀)が高知中央を延長10回タイブレークの末、6―4で下し1回戦を突破した。
終盤にドラマが待っていた。1点ビハインドの9回二死満塁。あと一死でゲームセットとなる中で、代打・川中(3年)の当たりが遊撃の失策を誘い、土壇場で同点に追いついた。
延長10回タイブレークに突入すると、打線が大爆発。無死一、二塁から1番・北川(3年)の右翼への適時三塁打が飛び出し、一気に2点を追加。さらには2番・磯谷(3年)の適時二塁打、4番・山本(3年)の犠飛でこの回4点を奪取し一気に相手を突き放した。
初出場で2回戦進出を決め、聖地に校歌が流れると綾羽ナインにも笑顔があふれた。北川陽聖主将(3年)は「全員よくやったという声をかけました。自分たちの目標だった甲子園で勝つということを達成できてうれしいです」とニッコリ。
次戦は第9日第3試合でセンバツ優勝校の横浜(神奈川)に挑む。主将は「本当に力のあるチームですが、自分たちの力を発揮したいです」と力強く話した。
綾羽(滋賀)―高知中央戦は、大会史上最遅となる午後7時49分開始となり、9回終了時点で午後10時を過ぎていた。原則として午後10時を過ぎると新たなイニングに入らないが、応援団の負担を考慮し、両校の了承を得た上で試合続行となっていた。













