新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」24日姫路大会のAブロック公式戦で、高橋ヒロム(35)が「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」金丸義信(48)から4勝目を挙げた。
「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」が事実上の活動停止となったヒロムは、今シリーズから「無所属」として活動中。22日大阪大会のバックステージではではH.O.TのTシャツを脱いだ金丸から「一緒にやるか?」と右手を差し出され、握手をかわしていた。
普通のレスラーの感性であればその発言を疑ってしかるべきだが、ヒロムはテーピングに「信じてる」「金丸さん」と書いて入場。そして当然のように背後から姿を現したH.O.TのSHOと高橋裕二郎に襲撃され、金丸に裏切られる格好で試合が始まった。
過去の対戦と同様に金丸の足攻めに大苦戦をしいられたヒロムは、あえて自身も足攻めで対抗。足4の字固めの応酬を繰り広げる。足4の字固めの状態のまま場外に転落し、カウント19でリングに戻っても、再び金丸の足4の字固めに捕らえられた。
ならばとヒロムはこれを逃れ、ニークラッシャーから足4の字固めを狙う。これを首固めで切り返され、逆に金丸が足4の字を狙ってきたところを首固め。意表を付いた丸め込みで3カウントを奪ってみせた。
試合後のリング上で金丸から何かを呼びかけられたヒロムは、つい10分前に裏切られたことなど忘れたかのように、今度は自身から共闘を求める。一度は握手に応じた金丸に案の定ウイスキーミストを浴び、同じ相手に1日に2回も裏切られるという、日常生活で詐欺に引っかからないか心配になる単純さを露呈した。
それでもヒロムは「分かってますよ、金丸さん! でも! 数%でもあなたと組める可能性があるなら、乗っかるでしょう。前乗っかりするでしょう。また改めて思ったよ。あなたはすごい。何でH.O.Tなんかにいるんですか、金丸さんともあろう者が。今日で確信したよ。俺は金丸さんを絶対に諦めない」と懲りずに金丸にラブコール。
「いつの日か必ず組んでやる。あなたがいれば俺が好きだったユニット『CTU』みたいなことができるかなと思ったのにな。残念だ。まあ、諦めませんよ」と呼びかけていた。












