新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」(10日、千葉で開幕)で3年ぶり5回目の優勝を狙う高橋ヒロム(35)が9日、「無所属」としての意気込みを明かした。

 Aブロックにエントリーされたヒロムは、この日の公開前日会見に出席。「まあ、新世代、新世代と、新日本プロレスは一生懸命、新世代を流行らせよう、推そうというのが伝わってきて、嫌な気持ちになっていたんですが…まあ、これは自然の流れなんだなと思いました。だが、しかし! キャリア15年、中途半端世代の高橋ヒロムが大きな壁となってみせます。『やれるもんならやってみろ、新世代!』をテーマにこのBOSJ、5度目の優勝をしてみせます」と、あえて打倒新世代を掲げた。

 さらに報道陣から同じブロックで対戦が楽しみな相手を問われると、藤田晃生の名前を挙げ「一番楽しみですよ。一番勢いのある、一番面白い、イキのいい新世代ですよ。楽しみにしてます」と笑みを浮かべた。

高橋ヒロム(左)に対戦への期待を口にされ、まんざらでもない表情の藤田晃生
高橋ヒロム(左)に対戦への期待を口にされ、まんざらでもない表情の藤田晃生

 2016年11月の凱旋帰国から所属し続けた「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」は、内藤哲也とBUSHIの退団によって事実上の活動停止状態に。今シリーズからは「無所属」として活動していくこととなった。「無所属なので、どこへでも行き来できるんじゃないかというメリットがあるんじゃないかと思っております。今までLIJとしか組んだことなかったけど、いろんな人間と組む可能性があるんじゃないかと」と自身の置かれた状況を説明した。

 さらにヒロムは「5月4日以降、いろんなところから視線を感じてるんですよ。『あれ、ヒロム、いま無所属だから組めるんじゃない?』『今だったらウチのチームにヒロム入るんじゃないか』みたいな…金丸(義信)さん! いいから、まだ勧誘とかいいから。ハウス・オブ・トーチャーはさすがに迷うわ。まだ大丈夫なんでね、勧誘とか」と、極悪軍団H.O.Tも含めあらゆるユニットと共闘の可能性があることを示唆。

 これを真に受けたのかただのけん制か、金丸が「話、長げえよ、ヒロム! もしかしたら個人的に話あるかもな」と何やら思わせぶりな言葉を言い残し、早々に退場する一幕もあった。優勝争いと同時に、ヒロム自身の今後にも注目が集まるBOSJとなりそうだ。