ソフトバンクは22日の日本ハム戦(エスコン)に延長11回の末、4―3で競り勝った。6カード連続の勝ち越しで、早くも5月の月間勝ち越しが決定。再び貯金を1とし、首位とのゲーム差を2・5に締めた。

 3―3で突入した延長。11回に試合が動いた。16試合連続出塁中と好調の柳町が殊勲の3号ソロ。「投手も頑張っていた。なんとか点をという思いだった」。中継ぎ勝負となった終盤、奮闘するリリーフ陣に応える一撃だった。

 昨季の直接対決は完全の五分で、今季も試合前まで2勝5敗と黒星が先行する首位日本ハムにカード勝ち越し。敵地での3連戦を終えた小久保監督は率直に難敵との戦いを振り返った。「強いなと思います、正直。あの投手(孫)も育成からでしょ。あの場面で出てきて抑えられるんですから」。この日、支配下昇格したばかりの日本ハム・孫易磊投手(20)は9回から登板して2イニングを無失点。孫に限らず、入団から浅い有望な若手がすぐに芽を出すライバルを改めて警戒した。

 自らも11回に前日サヨナラ打を浴びた大山をあと一人の場面から起用。「昨日やられた大山が締めたらいい経験になる」と意図ある采配で勝利を手にした。長いシーズン、戦力層がペナントのゆくえを左右する。両軍ともに局面を経験した若手の成長に期待が持てる。新庄ハムとの一進一退の戦いはこの先も続く。