全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル2025(CC)」もいよいよ佳境だ。18日の東京・大田区総合体育館大会での優勝決定トーナメントで今年の覇者が決まる。その行方を、自らはリーグ戦で敗退した青柳優馬(29)が大胆かつ陰湿に予想した。
 
 Bブロック4勝4敗で無念の敗退となった優馬はまず「無難に終わってしまったのが本当に申し訳ない気持ちです。でももう気持ちは切り替わっているので。ありきたりですけど、これから来年の優勝を目指していきたいです」と肩を落とす。それでも当初の目的である「諏訪魔の存在意義がなくなるCCにしたい」については「その志は、CC出場選手の頑張りと、他団体の主力の退団などの話題のおかげで果たされたと思います。本当に諏訪魔さんみたいにだけはなりたくないですよね」とほほ笑んだ。

 余談はさておき本題だ。優馬は準決勝1試合目で対戦する宮原健斗と本田竜輝を同じ「陽タイプ」と分類する。その上で「同じ陽でも宮原健斗は〝中身が詰まった陽〟で本田は〝空っぽの陽〟なんですよね…。両者ともファンの声援で動きが左右されるタイプなので、勝敗のカギはみなさんの応援が握ると思います」と予想。それでも最後に勝つのは自らとのコンビで世界タッグ王座を保持する宮原だとして「理由? 本田が勝つと僕が持っている最年少優勝記録を塗り替えられてしまうので、もし本田が勝ちそうになったら僕が介入するからです。だから宮原健斗が必ず勝ちます」とシャレにならない冗談を口にした。

 準決勝のもう1試合は「剛」の斉藤レイと「柔」の鈴木秀樹のせめぎあいになると見る。さらに開幕戦で宮原を撃破した後のマイクで「全日本プロレスになにか外からの〝引き〟があった場合は、すべて僕が相手をします」と発言するなど、全日本所属としての強い覚悟を見せている鈴木がメンタル的にも有利と予想。これを踏まえ「今回は、秀樹さんが勝つんじゃないかと思います。バカのノリを封印したのも正しいですね。そのまま行ってしまった結果が僕ですから」と自嘲した。

 優馬予言が当たれば、最後は鈴木VS宮原となる。これには「優勝は宮原健斗だと思います。そんな予感がするんです」とズバリ。CC覇者は3冠ヘビー級王座への挑戦権も得るとあって「そのまま宮原健斗が3冠も取って、僕と〝5冠戦〟をやるわけですよ」と世界タッグ王者同士の3冠戦を画策。最後に「そこで僕が勝って(3冠と世界タッグを同時戴冠する)5冠王者になると。最後の最後に、全ての事象が青柳優馬を中心に回っているということがわかると思います」と取らぬタヌキの皮算用をするのだった。