阪神は26日の巨人戦(甲子園)に6―2で勝利し、今季最長の6連勝。開幕から巨人相手に5戦5勝は1リーグ制の1948年以来、77年ぶりとなった。

 2―2で迎えた8回にビッグイニングをつくった。3番・森下が遊撃への内野安打と失策で二塁へ進塁すると、4番・佐藤輝は申告敬遠で一死一、二塁。勝ち越しの好機で打席を迎えたのは、プロ野球通算537人目の1000試合出場を達成した5番・大山悠輔内野手(30)だ。

「いろんな場面を想定して準備していたので、冷静に入れたので良かったです」という虎の背番号3は、前日25日から使用している「トルピード(魚雷)バット」を手に、巨人3番手・田中瑛の149キロのシュートを振り抜いた。打球は詰まりながらも、三塁線を破る適時二塁打。三走の佐藤輝も大きなガッツポーズを見せる中、二塁ベース上では笑顔で汗をぬぐった。

 さらに続く坂本も適時二塁打、直前の守備で横っ飛び好捕を披露した小幡にも中犠飛が飛び出し、この回一挙4点を奪って相手を突き放した。

 攻撃の口火を切った大山は「1点ではなく、3点取れたのは大きかったですし。その前のイニングの守備でもすごく勢いがついたので。全員の勝利だと思いますし、チーム一丸となって戦えました」と笑顔で振り返った。

 一方で自身の1000試合出場については、「ここまで使ってもらった監督さんやコーチだったり、いろんな方の支えがあってここまでこれたので、感謝したいですし。また明日からしっかり頑張りたいです」と表情を引き締めながら話していた。

 チームも貯金を6に増やし、2位広島とのゲーム差を1・5に広げた。