好投も道半ばだ。ドジャース・佐々木朗希投手(24)が17日(日本時間18日)、ロサンゼルス対決となったエンゼルス戦に敵地で先発登板し、今季2勝目(3敗)を挙げた。

 この日は制球が定まり、ストライクゾーン内で相手打者を攻め、MLB移籍後最長となる7回を投げ切って最少の1失点。対戦した24人の打者から8三振を奪い、四死球を許して自滅するパターンから抜け出した。四球も死球も「0」で終えられたことに、佐々木自身も「カウントが詰まった時に(相手に)打ってもらったり、ラッキーな場面もあったんですけど、基本的にはキャッチャーの要求通りにゾーン内で勝負できた」と胸をなで下ろした。

 ただ、信頼を得るまでにはまだまだ実績を残す必要がありそうだ。この日の投球結果を受け「MLB公式サイト」は「いいえ、タイプミス(誤植)ではありません。佐々木は7回を投げて四球ゼロでした」と異例の内容で報道。長いイニングを投げ、四球を出さなかったこと自体が驚きとして受け止められた。

 開幕前のオープン戦では先発で登板し、四球を連発して降板となり、同じ試合でもう一度上がったマウンドでも同様の結果を繰り返した。シーズンに入って良化傾向にはあるが、染みついてしまったイメージを払拭するには時間がかかりそうだ。

 佐々木は試合後の報道陣とのやりとりで、自身の英語の上達ぶりを「していないと思います」、普段の勉強についても「まだ何も勉強してないです」と答えて笑いを誘うなど精神的な余裕も生まれてきた模様。今後も安定した投球を続け、球団側も願う「エース」への道を一歩ずつ進んでいく。