阪神・大山悠輔内野手(30)が23日のDeNA戦(横浜)で、延長10回に決勝の今季1号ソロを放ち、チームを3―2の勝利に導いた。
開幕から20試合目、85打席目に値千金の一発。プロ入りしてから最も遅いシーズン1号だったが、ヒーローインタビューでは「チームが勝てたのでそれが一番」と笑顔を見せた。
初回から森下の適時打で幸先よく先制したが、接戦に持ち込まれ、同点のまま延長戦にもつれ込んだ。そして10回一死無走者の場面で相手6番手・山崎を打ち砕いた。フルカウントからの6球目だった。やや外寄り低めの直球を見事に捉えると、打球は左翼席最前列にライナーで飛び込んだ。「今まで助けられてきていたので、何とか今度は助けられるようになりたいと思っていたので、そういう意味ではすごくよかったです」。長く阪神の中軸を打ち続けてきた男が意地を見せた。
対戦した山崎とはプロ通算13打席で無安打と苦手にしていた。だが「狙い球とか、スコアラーと準備できていました。塁に出ることが最優先でしたが、その中で自分のスイングがしっかりできたんでそこはよかったかなと思います。状況や配球、考えてしっかり準備していたものが出せた。準備の大切さを改めて感じた打席でした」と難敵を最高の場面で攻略した。
藤川監督は大山の1号について「いつか打つって、そんなもん。別に何も気にしてないです」と主砲への変わらぬ信頼を口にした。今季2度目の3連勝で2位をキープし、貯金は今季最大の「3」。粘り勝ちでビジター10勝1敗と外弁慶ぶりも健在だった。












