新日本プロレス11日岡山大会の「NEW JAPAN CUP(NJC)」2回戦で、ザック・セイバーJr.(37)が大岩陵平(26)とのTMDK同門対決を制し、準々決勝(15日、名古屋)に進出した。
ともにノアでの修行経験を持ち、小川良成に師事した2人の一戦は、テクニカルな攻防が繰り広げられた。ザックドライバーを阻止されてアーククラッチ(腕極めキャメルクラッチ)に捕獲されたザックはアックスボンバーを決めるも、天山スープレックスでマットに叩きつけられる。ならばとザックドライバーを発射したが、大岩の勢いは止まらない。ラリアートからドクターボムを決められ、再びアーククラッチで捕獲された。
これにザックはジャパニーズレッグロック、小川良成の得意技だった4の字ジャックナイフ固めと丸め込みを多用していく。さらに大岩の必殺技THE GRIP(変型ラリアート)はカウンターの張り手を見舞って阻止。大岩が狙った2発目も回避し、最後は十字固めで電光石火の3カウントを奪ってみせた。
盟友にして〝弟弟子〟に大苦戦を強いられたザックは「攻めるべきはただ一人、小川良成だ。ビッグ・ロイ(大岩)にどれほど良い教育をしたんだ?」と苦笑いしつつ「俺は新日本のリングで8年間、タップ負けしたことないが、これまでで一番ヤバかった」と絶賛した。
2月大阪大会で後藤洋央紀に敗れてIWGP世界王座を失った前王者にとって、NJCはベルト奪回へ向けた大チャンス。「3度目の優勝を果たすぞ、後藤。今まで誰もやったことを成し遂げるんだ。優勝した上で、ベルトを取ってやる」と闘志を燃やしていた。











