不気味なマスクの作り手は――。WWEの〝ウェイワード・サムライ〟中邑真輔(44)が、新たな姿に変身して話題を集めている。

 11月15日のスマックダウンで約7か月ぶりの戦線復帰を果たした。両目の周囲にメークを施し、映画「スターウォーズ」シリーズの暗黒卿シスをほうふつとさせるコスチューム。同30日のPLE「サバイバーシリーズ:ウォーゲームス」では、戦国武者のような兜(かぶと)をかぶり、甲ちゅうの面頬(めんぽお)のようなマスクを着けて入場した。

 ABEMAにて放送された6日(日本時間7日)のスマックダウン(ミネソタ州ミネアポリス)では、黒い面頬だけを装着して、花道を歩いた。「サバイバーシリーズ」でLAナイトを撃破して新US王者となった中邑は、風貌も一変させている。

 この不気味なマスクは一体、誰が作ったのか。特殊メークアップアーティストとしてホラー映画やドラマで活躍するジェイソン・ベイカー氏は、自身の「X」に「新しい中邑真輔の兜と面頬は私、ブライアン・マクガイア、アンプリア・ピアソンによって作成された」とポストし、兜と面頬を着けた中邑の画像も投稿した。中邑も自身のインスタグラムに同じ写真を掲載している。

 ベイカー氏は、昨年8月に急死した元WWE王者の故ブレイ・ワイアットさん(享年36)がかぶっていた、悪鬼「ザ・フィーンド」の不気味なマスクを製作したことで知られる。米ホラー映画サイトのインタビューによると、ワイアットさんの盟友で現在「ワイアット・シックス」のメンバーとして活躍するエリック・ローワンと仕事をするようになり、ローワンを通じてワイアットさんと知り合ったという。

 ワイアットさんから奇怪なマスクの依頼を受けたことで、WWEでのマスク製作に携わるようになった。ベイカー氏はインタビューで「WWEとこのような協力関係を築けたことは素晴らしいことだ。まさに夢のようだ。すべてはブレイのおかげだ」と、ワイアットさんに感謝を述べていた。

 そのワイアットさんは新日本プロレス時代からの中邑の大ファンだった。〝道を外れたサムライ〟の新たな姿は、ワイアットさんが導いてくれたのかもしれない。

不気味なマスクをつけてリングに座る中邑真輔(ⒸWWE)
不気味なマスクをつけてリングに座る中邑真輔(ⒸWWE)