WWE所属の人気レスラー、ブレイ・ワイアットさん(本名ウィンダム・ロタンダ)が24日に36歳の若さで死去し、世界中のプロレスファンに悲しみが広がっている。

 前回スマックダウン(ケンタッキー州レキシントン)は、23日に亡くなった〝テキサスの荒馬〟テリー・ファンクさんとの追悼大会となり、追悼セレモニーでは会場に「サンキュー、ブレイ!」のチャントが何度も鳴り響いた。

 ワイアットさんの死因に関しては公表されないままで、米メディアでは「心臓発作」と伝えられている。そうした中、米ニュースサイト「TMZ」が「仮眠中に死亡 医師推奨の心臓除細動器を装着していなかった」との見出しで、ワイアットさんの〝最期〟の様子を報じた。

 同サイトが入手した警察記録によると、ワイアットさんは今年3月に新型コロナウイルスにかかり、心臓の合併症を発症した。死去の1週間前にも心臓の問題で入院。死去した24日の朝には、経過観察のため医師の診断を受けた。その際には、もしもの際に備えて体外式心臓除細動器を装着するようにアドバイスされたという。

 診断後にワイアットさんは「昼寝をする」とガールフレンドに告げたが、約1時間後にアラームが鳴りやまなくなった。ベットで発見されたワイアットさんは息をしておらず、ガールフレンドが911に緊急通報。ガールフレンドの母親が心臓蘇生を試みたが、ワイアットさんは病院に運ばれ、死亡が確認されたという。

「TMZ」は「この装置が彼の命を救ったかどうかはわからないが、捜査当局はウィンダムが死亡した時、装着していなかったと断定した」と伝えた上で「彼はまだ36歳だった」と結んだ。

 元WWE王者には早すぎる死の衝撃は、まだ続いている。