第96回選抜高校野球大会の第5日第3試合で報徳学園(兵庫)との強豪対決を控える愛工大名電(愛知)は13日の甲子園練習に計測器ラプソードを持ち込んだ。2年前にOBの広島・田村にもらったもので、マウンドと捕手の中間地点に設置。倉野監督は「練習から常に計測している。私も投手も興味深いし、自信につながると思う」と話した。
速度や回転数、リリースの位置などを測定し、データ解析班がタブレット端末で確認し、選手と共有する。最初は半信半疑だったが、今では欠かせない練習アイテムになった。指揮官は「以前から分析機器があるのは知っていたけど、なかなか高校生には使いきれないと思っていた。一歩踏み出せなかったけど、やってみたらこんなすごいものはないと。いろんなことをやって自分の現在地や実力を明確に知ることができる」とし、投手陣の投球を見て「非常にいいんで帰って数値と照らし合わせたい。普段からずっとやっていること」と手応えを口にした。
エース大泉(3年)も「試合に近いデータを出せるよう意識した中でいつものブルペンよりはいい数値が出た。なるべく最少失点で切り抜けることを一番に思っています」と意気込んだ。
練習試合を経て地元の報徳学園との初戦に備える指揮官は「当たって砕けろという気持ちです」と準備に抜かりはない。












