阪神・門別啓人投手(19)が、楽天との練習試合(17日、沖縄・宜野座)で3回2安打無失点、3奪三振の好投を見せた。

 3番手でマウンドに上がった〝秘蔵っ子左腕〟は、最速151キロの直球に、カーブ、ツーシームを交えながら楽天打線を翻ろう。3回には二死から村松に粘られるも、8球目の直球で空振り三振に抑え、5回には渡辺佳を149キロの直球で見逃し三振に仕留めた。「真っすぐを押していくということしか頭になかったので。真っすぐでファウルや三振をとれたので、内容的には良かったと思います」と充実の汗をぬぐった。

 この日は予定通り3回でマウンドを降りたが、余力は十分残っていた様子。「投げ終わっても、まだまだいけそうな感じはあった。あの感じで、長いイニングでもいけたらいいなと思いますし、体力つけてやっていきたいです」と意気込んだ。
 
 登板を見守った岡田彰布監督(66)も「予想通りというかな。あのくらいのピッチングはやるやろなという感じは、そのまま出たと思うけどな」としつつ「もうちょっとな、他の変化球もあるから、うまくミックスしていったら、うまく打ち取っていけるんちゃうかな」とうなずいた。

 また、セ・リーグ相手には隠し通す予定で、次回は3月2、3日に行われる日本ハム戦(札幌ドーム)での凱旋登板となる。指揮官は「北海道までないよ。1回投げ込みさす。もうちょっとな、5(イニング)ぐらいいけたらな。向こうはドームやから寒いかどうかわからへんけどな。あいつは寒いの慣れてるやろ。大丈夫やろ」と期待を込めていた。