嵐の前の静けさ…とならないことを願おう。阪神が15日に沖縄・宜野座キャンプの第3クールを終了。岡田彰布監督(66)は「それはもう順調に。ここまではな」と上機嫌で総括した。
昨季、38年ぶりの日本一に輝いた主力メンバーに大きな故障もない。西勇、大竹の両投手の調整が遅れぎみとはいえ「そんなん、この時期無理する必要ないねんから」と余裕の表情を見せている。
新戦力候補も順調だ。2年目左腕・門別は期待通りの調整ぶり。昨年の秋季キャンプで育成から支配下となった2年目外野手の野口も柵越えを連発している。さらに、育成ドラフト2位ルーキーで「赤星2世」と期待される福島も支配下登録へアピールを続けている。
ただ、物事の全てがうまく回るとは限らない。岡田監督を前政権以前から知るOBはこう警鐘を鳴らす。
「世代の離れた若い選手にメディアを通じて『期待しているぞ』というメッセージを発信し続ける姿など、年齢を重ねていい意味で岡田監督は変わった。ただ、勝負事が始まると話は別。どこで怒りのスイッチが入るかは分からないからね」
今後は17日の楽天戦、18日の広島戦、20日のサムスン戦と練習試合が続き、その後はオープン戦に突入する。公式戦ではないとはいえ対外試合。勝ち負けはもとより内容が伴わなければ、岡田監督がいつまでもえびす顔という保証はない。
「ここまで順調にきてるんちゃうかな」。それはあくまでもここまでの話。実戦が中心となるキャンプ後半に早くも嵐が吹き荒れるかどうかは、猛虎戦士たちの働きにかかっている。












