先発・菅野のアクシデントをルーキーが救った。巨人は9日の中日戦(東京ドーム)に5―0で快勝。立役者は2番手でマウンドに上がったドラフト5位右腕・船迫大雅投手(26)だった。

 まさかのアクシデントだった。1点リードの6回、巨人ベンチに衝撃が走った。5回80球3安打無失点と好投していた菅野が投球練習中に右手を押さえた。右手人さし指がつり、治療したものの投球はできず。3連投となる船迫が急きょ登板した。

 右腕は先頭に四球を与えたが、2奪三振を奪う力投で無失点に抑えた。ルーキーの9試合連続無失点の快投に打線が奮起。その裏、丸が16号ソロを右翼スタンドに運ぶと、さらに二死満塁から代打・秋広が2点適時打で試合を決めた。

 菅野に4勝目をもたらした船迫は、「菅野さんが(マウンドに)上がる時に手を気にしていたんで、もしかしたら危ないかも、と。ブルペンでキャッチボールを始めて、すぐに仕上げました」と〝異変〟を見抜いていたという。

 試合後、原監督は「アクシデントの中でブルペン陣、船迫、よく抑えたと思いますね」とルーキーをたたえた。

 この日は秋広だけでなく、7回にはドラフト4位・門脇が3号ソロと若武者が躍動。DeNAが敗れたため、3位と1・5ゲーム差に迫った。巨人が若手の力で逆転CSを勝ち取れるか。