日本ハムが9日の西武戦に2―7で敗れ4連敗。残り19試合を残し、今季リーグ優勝の可能性が完全に消滅した。
この日の試合は左ヒジの張りで2週間ぶりに先発した左腕・加藤貴が2回まで好投も、3回に古賀の先制ソロと中村の3ランなどで一挙5点を献上。5回5安打5失点での降板を余儀なくされた。
打線も相手先発・隅田を打ちあぐみ、4回までわずか1安打と沈黙。5回と7回に万波が適時打を放ったものの奪った得点はこの2点のみ。結局チームは投打で精彩を欠き5位・西武との差も2・5ゲームに広げられた。
今季チーム2年目で「優勝しか目指さない」とシーズンに臨んだ新庄剛志監督(51)は試合後、完全V逸を問われると「仕方がない。実力がないということで」と淡々。そのうえで「まあ、これからですよ。今年は(いろいろと)経験させて、土台はだいぶできてきたんで。こっちはもう見守っていくしかない。強いチームっていうのは、どっしり監督が見守る。作戦なんかそんないりませんよ、っていうチームになるためには、やっぱり(選手が)経験していって自信をつけて。結果を出してくれるのを待つ。2年そこらじゃ急に伸びないので」とチームの成長を実感しながら来季の飛躍に期待を込めた。
現時点で今季は、昨季の成績を上回っている。課題だったチーム防御率も大幅に改善。ただ今季は1点差負けが続き、7月には惜敗続きとはいえ悪夢の13連敗も経験した。そんな悔しい思いもあるため、指揮官は早くも来季の雪辱に意欲を燃やす。
「一気に化ける可能性もあるんじゃないかなっていうチームには、間違いなくなっていると思うから。その爆発に期待したいなと思います。(選手は)去年は子供でしたからね。今年は高校を卒業して、世に出て行くような感じにはなってきていますから」
成長を続けるチームに手応えを感じながら、残り試合での奮起も誓っていた。












