第105回全国高校野球選手権記念大会は6日、甲子園で開幕。開会式では4年ぶりに49代表校の選手全員による入場行進が行われた。

 今大会から性別の条件が撤廃され、昨夏まで女子に限られたプラカードや歴代優勝校旗を持つなどの「式典誘導係」には初めて男子生徒が加わった。

 先導役は今夏の東東京大会で日大豊山の8強に貢献し、昨年の高校総体の競泳で3冠を達成した〝二刀流〟の光永翔音(3年)が務めた。

 大役を務めた光永は「聖地で開会式の先導をさせてもらえるということで、とても緊張したが、堂々と歩けたかなと思う」と胸をなで下ろすと「本音を言えば、チームのみんなで甲子園に来て全員でプレーしたかったが、先導役に選ばれて、高校球児全員が目指しているこの甲子園に足を踏み入れることができたのは、とてもうれしく、光栄に思います」と笑顔で語った。

 今後は競泳一本に絞って取り組む覚悟だ。「日本の競泳界をもっと盛り上げられるようにしたい。五輪だったり、世界水泳とかで活躍したい」と意気込みを見せた上で「甲子園で誰もが経験できないことが経験できたので、しっかり生かして、これからも頑張りたい」と飛躍を誓った。